地域学サミット 2010
2010/08/27
8月25日(水)「かでる2・7」で行われた、北海道立生涯学習推進センター主催・地域学習活動活性化支援セミナーでの「地域学サミット2010」で、運営委員会「企画・事業グループ」の木戸口代表が「いしかり学」として「いしかり市民カレッジ」の事例発表を行いました。
「地域学サミット2010」は道民カレッジ・広島 孝氏の司会で、北海道教育大学函館校 根本 直樹教授を助言者として開催されました。
石狩以外の発表者は 「しもかわ学」―地域学「しみかわ学会」「あばしり学」―網走教育委員会 「松前学」―北海道松前高等学校でした。
木戸口代表は、「いしかり市民カレッジ」について、誕生するまでの流れ、誕生後の実績(2009年度13講座31回の主催講座を開催、受講者総数1,144名)運営のしくみ、情報発信方法などを20分ほどにまとめて、発表しました。
また、そのあとの補足説明では、新しい試みとして取り組んでいる「まちの先生企画講座」を発表。
最後に、現在の問題点として、高年齢の受講者が多く、今後は若い世代への広がりを模索していきたい、と結びました。
今回の4地域の地域学の発表を通して、各地域とも現在以上の広がりに困難さがあり今後の課題となっているようでした。
サミット2010は
1.北海道内179市町村すべてで地域学に取り組むよう働きかける
2.地域学の交流と連携を進め、道民カレッジ『ほっかいどう学』の普及を支援する
3.多くの人が関われる地域学を目指す
4.地域学の成果を積極的に発信する
という議長声明が出されて閉会しました。