講座9 《スキルアップコース》「パソコン応用実践講座」
2010/12/01
11月26日(金)・29日(月)の両日、講座9『パソコン応用実践講座~あなたの技能アップにチャレンジ~』が、石狩南高等学校で行われました。講師は同校の小笠原教諭、コースの担当にはいしかり市民カレッジの10名のスタッフが務め、受講者はそれぞれ23名、24名が参加しました。
この「パソコン応用実践講座」は、いしかり市民カレッジの前身「いしかり学のススメ」から数えて、5回目になります。講座のコースは、①わたしだけのオリジナル名刺をつくろう ②ワードを使った簡単年賀状作成 ③楽しく見やすい案内チラシ作成 ④エクセルを使った予算・決算書づくり ⑤タックシール・差し込み印刷と名簿作成の5つで、受講者は1日1コースずつ2日間で2コース受講できます。
初日の開講式では、毎年会場とパソコンを提供して頂いている石狩南高の松ヶ瀬教頭先生から、パソコン教室の活用への期待と市民カレッジ歓迎の挨拶がありました。
1日目は、オフィスWordを使っての名刺づくりと案内チラシづくり。同じくオフィスExcelを使っての予算・決算書づくりとタックシール印刷と名簿づくりの4つのコースに分かれて講座が開始されました。皆さんは、普段使っているパソコンとちょっと違った画面イメージに戸惑いながらも真剣に取り組みました。各コースとも2名ずつ担当スタッフが配置されており、受講者は気軽に手を挙げてわからないところを質問できるのもこの講座の特徴です。1日目の終わりにはそれぞれのできあがった文書ファイルを、あらかじめ小笠原先生の講師用パソコンから受講者の名前が付いているフォルダが送信されており、ここに保存します。カラープリンターで作品の印刷も行うことができました。
2日目は、時節がら年賀状の作成コースに7割の受講者が集中し、スタッフも6人配置されました。他に案内チラシとタックシール印刷・名簿づくりの全3コースで講座が開始されました。2日目ともなるとパソコンにも慣れお互い教え合うなど、和やかな雰囲気が感じられました。教室のパソコンと普段使っているパソコンが違うことから自分のノートパソコンを持ち込む人や案内チラシもマニュアルに例示されているものではなく、自分の町内会の昨年の部納会の案内文を持ち込み、今年の案内状にイメージを上手に埋め込んで作成する人などあらわれました。また、年賀状組は、来年の干支のウサギのイメージや、初日の出のイメージなどを取り込んで思い思い個性あふれる年賀状づくりに取り組んでいました。
2日目の最後には閉講式が行われ、担当スタッフから「この講座を5回も実施できたのは、石狩南高等学校の協力はもちろんのこと、なんといっても2日間つきっきりで指導に当たって頂いた小笠原先生のおかげです。」と紹介があり、皆さんから感謝の大きな拍手が送られました。
1コース2時間半の講座は、「短すぎた」の声が上がるほど楽しく学ぶうちに終了しましたが、ここで皆さんの感想を紹介させて頂きます。
「少しでもいろいろなことができるようになりたかったので大変参考になり良かったです。」
「講師助手がたくさんいて気軽に声をかけられて良かった。」
「また同じように開催してくれたら参加したいです。メニューは今のままで結構です。」
「年に1度でなく2~3回実施してほしい。」
「自分の所持しているパソコンに応用できない。(知識がないため)本人の所持するパソコンで教えてほしかった。」
また、今後やってほしいパソコン講座としては、
「イラストレーター、パワーポイント」
「写真の取り込みや加工」
「ワードの初歩からの講座」
などの希望が寄せられました。