まちの先生企画講座3 「アメイジング・グレイスを尺八で!」
2011/12/05
12月3日(土)13:30より、まちの先生企画講座3「アメイジング・グレースを尺八で」が石狩市公民館で行われました。最終回の第4回はサブタイトル「様々な吹き方と総仕上げ」です。今年一番の吹雪模様の中、11名が参加しました。講師は都山流尺八楽会大師範須貝颯山さんです。
最初に先生から「今日は最終回です、今までの区切りを付けるためにも今日はしっかりと自分なりに基礎を固めましょう」とのお話で始まりました。
また先生が尺八に興味を持ったきっかけは演歌の処処に流れる尺八の音色に感嘆し習い始めたそうです。悩みながら何とかここまで続けてこられたが、自分の精進しだいで上手になるので長く皆さんも続けてほしいとお話されていました。
これからの練習の仕方についてはこんなお話がありました。
1..基本を守ってほしい―たとえ音が出なくても基本を守っていると出るようになる。
2.上手な人の音の出し方を手本にしたほうが上達が早い
そして
アメイジング・グレイスを参考にしながら、練習の基本として ①自然にゆったりと構える事 ②最後の音を長くすると音色が滑らかになること③温度によって音色が変わるので馴染ませるようにする。④ロとハの音を大きく出すように努力する。-強弱をつけるためにも 特にはの音を出せるように練習してください。さらにテキストの運指表を見ながらロとハの指の使い方、かざし吹き、半音の吹き方の違いの指導を受ける。
4回ほどの練習では覚えきれるものでなく長く親しんで練習してくださいとのことでした。
最後に基本の持ち方と姿勢、唇の作り方、あて方、音の出し方を1人1人個人指導をうけみんなで「アメイジング・グレイス」を演奏し4回にわたる講座を終わりました。