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まちの先生企画講座4「シニアライフの整理収納講座」

第3回「使いやすい収納方法とは」

2012/03/01

  2月24日(金)まちの先生企画講座4「シニアライフの整理収納講座」の第3回(最終回)"使いやすい収納方法とは"の講座が公民館で行われました。講師は前回と同じ整理収納アドバイザー1級の加藤松美さんです。受講者は25名スタッフ6名でした。
  まず司会者から第1回目の「整理収納の必要性について」では年齢と共に体力判断力、記憶力が低下する事を考えると元気なうちに身の周りの整理を行ってほしいという事、第2回目の「不要なものを取り除く」ではなぜ整理するのか目標を決めましょう。そして必要、不必要の基準を作りましょう。基準には使用期間の基準、スペースの基準、数の基準等を決めて整理しましょう。と前回までの先生のお話をおさらいしてから先生の第3回「使いやすい収納方法とは」のお話に入りました。
 

mati43-1.JPGのサムネール画像 私たちシニア世代は物をうまく処分できない世代でもあります。物を処分できない2大原因として
①捨てるのがもったいない―高価なものが多い~着物、靴、かばん、洋服等
②いつか使うかも―日用品が多い~タオル、シーツ、紙袋、シャツ、靴下 など皆さんの家庭にも当てはまるのではないでしょうか。ではもったいない物をどう処理するのか
●処分するという方法
1再利用できれば良いけれども
2誰か使ってくれる人がいればよいけれど
3引き取ってくれるところがあればよいけれど
4もういいや~ゴミ処分
等あるが、先生は再利用した例としてつぐみの生地を加工し傘にした例、喪服をアレンジしドレスにしたり、帯をバッグに加工した例を示されていました。しかし再利用するのもお金がかかるので、吟味する事も大切であると話されていました。
mati43-5.JPGのサムネール画像mati43-6.JPGのサムネール画像●今すぐ処分しないという方法
いますぐ処分するのではなく他に手をつけるところがないか考えてから処分する事も考慮する事が必要であると話されました。
 mati43-3.JPGのサムネール画像 続いて年齢にあった収納方法について話をされました。①誰でもわかりやすい収納をすべきで特に見える収納が望ましいし、②適材適所に物を置くことを心がけて使用頻度別に収納スタイルを考える事が大切である。
 先生は自宅の釣戸棚の中を写真にとり1例として先生は背が高いので戸棚の上に使用頻度の高いものを置き下段に使用頻度の少ないものを置いているとの事でした。
  使用頻度については①毎日使うもの②週1,2回使うもの③月1,2回使うもの④年数回使うものの順に使いやすい場所に収納する事が望ましく、収納は基本的には目線の高さが一番使いやすいとの事でした。又家族と共に物の定位置を決めることも収納のコツであると話されていました。そして体に楽な収納とは ①高いところに置かない―スペースを埋めようと考えないこと ②膝に優しい収納 ③面倒と思う収納は避ける ④アクションを少なくする等を上げられていました。
 mati43-7.JPGのサムネール画像 ここで5分ほど休憩したあと引き続き先生が持ってこられた自分ヒアリングシートにいま自分が整理収納が気になっている場所、状態、どの様に使いたいのか、理想の状態にするにはどうしたらよいか、何時まで行うか、などを全員が書き込み4名ほどの人に発表をしてもらいました。

 mati43-8.JPG 皆さんそれぞれに整理収納には色々と悩みがあるようでしたが、シートに書くことによっていろいろな物事が見えてくるようです。シートを大いに活用してくださいと最後に述べられ講座を終了しました。
 加藤先生3回にわたりありがとうございました。
 最後に回収したアンケートには、もういちど振り返って整理するきっかけになりました。
 整理をしようという気持ちになった。受講して整理をする踏ん切りがついた。元気なうちに整理しシンプルな生活をしようと思う。大変参考になった。等前向きに捉えた意見や感想が多数寄せられました。今回の講座が老前整理の動機付けになったことは間違いないようです。

 




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