4月24日(水)、平成25年度のまちの先生企画講座の最初である講座1『歌声ワン・ツー・スリー』の第1回「歌声ワン なぜ歌うの?楽譜の読み方」が石狩市公民館で行われました。講師は、元中学校音楽教諭の高橋美恵子さんで、参加者は19名でした。
講師の高橋さんはあらかじめ、受講生の椅子を講師用の楽譜スタンドを半円状に囲むよう配置し、受講生の皆さんの顔や高橋さんの顔を見やすいようにしてありました。
高橋さんは、自己紹介をしたのち「まず歌いましょう」と、受講生に渡してある歌集のなかから"春の小川"を指定し指揮を執りました。教室いっぱいに明るい歌声が響き渡りました。
楽譜の読み方ですが、まず楽譜の持ち方の説明、曲の始めに戻る繰り返しの読み方などの説明があり、"花"の曲で練習しました。ここでは二部合唱もやってみました。ニコニコした顔で歌うと明るい歌となるので、歌はニコニコして歌いましょうと、高橋さん。
歌い方の説明もありました。まず歌は顔が大事とのことです。周りから見ても楽しそうに歌っているのが良い歌い方とのこと。そのためには、息をたくさん吸って声を出すのが良いとのこと。呼吸法も腹式呼吸が良く、腹式呼吸の簡単な練習法は身体を前にかがめて立ちあがるとお腹に自然と息が入る、この要領だそうです。胸で吸うと息が長続きしないとのことでした。みんなでかがんで立ちあがる練習をしてみました。
ここで、第2回目の講座のテーマであるハンドサインの練習も一部行いました。
講座の最後には、楽しく歌いましょうと受講生の皆さんからリクエストをだし、全員で合唱です。カレッジのスタッフも交えて、大きな声で7,8曲を歌い、楽しく和やかな雰囲気のうちに1回目の講座を終了しました。