5月8日(水)、まちの先生企画講座1『歌声ワン・ツー・スリー』の第2回「歌声ツー ハンドサインをやってみよう」が石狩市公民館で行われました。講師は、元中学校音楽教諭の高橋美恵子さんで、受講者は17名でした。
冒頭に市民カレッジの司会者が、「普段あまり大きな声を出す機会が無く、前回の講座でもはじめあまり声が出なかったが出るようになりました。指導によって変わることが分かりました」との感想。他の受講者からも、「久しぶりに声(歌)を出したけれどスムーズに出たのでとても楽しく歌うことが出来ました。家では声がでなかったので、グループになってすると出るものだと実感しました。」、「おなかのそこから大きな声を出す事がないのでとても気持ち良かったです。若返った気分です。」との感想が寄せられていました。
さて講習ですが、今回も講師の高橋さんから「まず皆さんで歌いましょう。」と"おぼろ月夜"をはじめ5曲ほど全員で歌いました。"しゃぼん玉"では、前回説明のあった繰り返し記号を復習しました。
全員で気持ち良く歌ったあと、本日のテーマーであるハンドサインの練習です。ハンドサインは手の形と高さとで音程を表す方法で、曲の音程がとりやすいとのことです。講師の高橋さんも、音楽教師としての最初の赴任先でハンドサインを取り入れた授業を行ったとのことです。
図にあるように、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドの音階を手の形と手の高さで表すもので、それぞれの音を視覚的にとらえてる事が出来ます。
今回の講座でもこの方法を取り入れた練習をやってみて、分かり易いとの評判でした。「音程に自信が持てなかったのですが、ハンドサイン参考になりました。」との感想も寄せられていました。
休憩後からは、楽しく歌って終わりましょうと受講者の皆さんからリクエストを出し合い、全員で合唱しました。元気の出る"手のひらを太陽に"、昔懐かしい"高原列車は行く"など6曲、そして新しい歌の歌唱指導も受け、2回目の講座を終了しました。