10月3日(木)、平成25年度のまちの先生企画講座4『斎藤美樹子さんと"楽しくハンドメイド"』の第2回「マイバッグを作ろう」を石狩市公民館で行いました。講師は、前回に続き自宅で教室を開いておられる斎藤美樹子さんで、参加者は10名でした。
講座を始めるにあたって、最初に司会の方から「"楽しくハンドメイド"は、今日の2回目と次の3回目でマイバッグを作ります。また、今回の材料は前回だして頂いた色の希望により準備しましたので確認をお願いいたします。」と話しがあり、続いて講師の斎藤さんから手順の説明がありました。今回も白井千枝子さんがお手伝いをしていただきました。
斎藤さんは、あらかじめ机上に両面テープを貼った台紙を用意しており、この両面テープの部分にひもを貼っていきます。
最初に基準となる縦ひもを台紙に貼り、次に横ひもを十字になるように貼り付けます。この横ひもを基準に、この上と下に短いひも4本と長いひも4本を交互に貼っていきます。
うまくできました。
これでバックの底となる横ひも9本ができました。
次に、縦ひもを編み込んでいきます。
最初に短い横ひもの端に縦糸を入れて固定しておき、次の縦ひもを順に入れていきます。
縦ひもを入れ終わると、横ひも9本縦ひも11本のバッグ底となる部分ができ上がります。縦横のひもの間隔をきちんと詰めて補強します。最初に補強用の縦ひもを両端にのり付けします。
次に補強の横ひもを上端と下端にのり付けます。
底が出来上がったところで、バッグの芯となる上下左右のひもを折り込んで立ち上げます。
この立ち上げたひもが、バッグの芯となります。この立ち上げたひもを縫うように横ひもを入れていきますが、最初の一回りした横ひもにのりしろをつけます。このひもを本体から抜き、同じ長さのひもを5本作りボンドで貼り輪にします。
この輪になった横ひもを、縦ひもと交互なるように編み上げて行きます。
この編み上げ部分は難しかったようで、二人の講師の方もテーブルを回りアドバイスしていきます。
バッグの下側となる横ひもが編み上がりました。
次に細めのひもで編み上げますが、既に予定の1時間半が過ぎてしまい、講師の斎藤さんも細ひもの編み上げまで入りたいとの希望もあり、30分延長することにしました。
ここで、本日の作業の目標である細ひもによる編み上げに入ります。細い長いひもを2本使い、下側のひもを半分編んだら、上側のひも編んでいくというように、交互に編んでいく「追いかけ編み」なります。
下側の太めの編みひもと違い、1周毎にのり付けなしに上へ上へと編んでいきます。1本目のひもを使い切ったなら、2本目をボンドで繋ぎ、更に編んでいきます。2本が難しければ、1本で編んでいくのでもよいとのことでした。
2時間近く奮闘しましたが、受講生のみなさんは、1本目の細ひもの編み上げの終わりまで行き着きませんでした。そこで、斎藤さんは、「あとは今やっておられるように編み上げていくと良いので、残りは家に持ち帰って続きを行い、1本目が編み上がったなら、2本目を繋ぎ、同じように編み上げていき24段まで作り、次回そのまま持ってきて下さい」と、残りは宿題となりました。
次回は、今回の続きを行いマイバッグを完成させることになります。講師の斎藤さんも「同じような作業をしてますが、それぞれ編み上げの力下限や編み目の詰め方など違い、全く同じ物は出来ません。まさにマイバッグとなります。次回での完成を楽しみにして下さい」と結びました。