12月5日(木)まちの先生企画講座5『おうちでスイーツ』の第2回「スポンジケーキ」を花川北コミュニティセンターで行いました。講師は、製菓衛生士でフードコーディネーターの辻まやさん、参加者はスタッフを入れて18名、13名の受講者は3班に分かれてスポンジケーキ作りに挑戦しました。
「今日は、クリスマスに向けてスポンジケーキを作りますが、資料にある『Pate a genoise』の Pateは生地のこと、genoiseは卵を泡立てて作ったスポンジケーキのことです」と辻さん。
最初に今日使う型についての説明を受けました。使うのは、12㎝のデコ型。「その他の大きさの型のレシピも後で黒板に書きますので参考にして下さい」
「それでは、準備のお話から始めますが、皆さん、前回と同じように前に集まって下さい。」
「先ず、型に敷紙をしきます。次に薄力粉をふるいます。それから無塩バターと水を合わせて、温めます。そして、オーブンを170℃に予熱しますが、ご家庭の電気オーブンなら180℃です」
「はい、それではいよいよ作り方に入ります」
「ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜます。砂糖は、グラニュー糖を使っていますが、三温糖でも上白糖でも構いません」
「それから、湯せんにかけて、混ぜながらひと肌に温めます」
「今度はハンドミキサーで泡立てますが、この時、ミキサーは動かさずボールの方をまわすのがコツです。全体がもったりして、持ち上げた生地で字が書けるくらいまで続けます」
「次に、ふるっておいた薄力粉を入れ、ゴムベラで、やさしく、丁寧に、底からすくうように混ぜます」
「さらに、あわせて温めておいた水とバターを入れて混ぜます」
「これを、敷紙をしいた型に流し入れます」
「そしてオーブンに入れますが、今日は、23分でやってみましょう」
「大体こんな手順です。それでは、皆さん、やってみましょう」
受講者は、それぞれの席に戻って、スポンジケーキ作り開始です。
どの班もなかなか手慣れた様子で生地を混ぜています。
しかしさすがに、生地の仕上がり具合は辻さんの判定が必要です。
辻さんに見て貰って・・・さあ、OK!
こうして出来上がった生地を各班二個づつの型に流して・・・
オーブンに入れたら、後は待つだけです。
待つ間に、使った用具を洗います。
ここで、辻さんから参加者ひとりに1個づつ出来上がったケーキが渡されました。
頂いたケーキを横切りにして、ジャムを塗ります。
こうしているうちに、23分経って、オーブンに入れたケーキの焼きあがり時間です。
ところが、オーブンから出してみると、焼け具合がもう少し!
「押して戻るような固さになるまでもう一度焼いてください」と辻さん。
オーブンに入れ直して、あと3分!
そして、再び取りだしてみると・・・
おお、やりました、上々の出来です。
ケーキが無事に出来上がったところで、ジャムを塗ったケーキをデコレートします。
ケーキの上部に型抜きを載せて、上から砂糖を振りかけると・・・
文字やサンタが浮き出して、ケーキが一段と引き立ちました。
デコレートしたスポンジケーキは、袋に入れてお持ち帰りです。
一段落したところで、前回と同じように、皆で辻さんが用意されたケーキを頂くことに。
紅茶まで用意して頂いて、ケーキを賞味しました。
う~ん、美味しい!
さらに、焼きあげたケーキも一人半個づつ持ち帰ることになりました。
こうして、和やかにスポンジケーキ作りに精出しているうちに、あっと云う間に終了の時間が来てしまいました。
最後に後片付けをして、本日の講座は無事終了。
辻さん、ありがとうございました、今日も、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
次回は、いよいよクリスマスケーキ作りです。