3月15日(土)16日(日)二日間にわたる第26回石狩市公民館まつりに、いしかり市民カレッジも例年通り出展しました。特に今年は、一団体としての出展のみならず、開催実行委員の一員として、公民館まつり全体の運営にも関わることとなりました。
また、今年は初めての試みとして、初日の15日に、14時から14時15分まで15分間のミニ講座を企画しました。
開催前日の14日に4人で展示を行いました。
まずまずの天候で迎えた初日は例年以上の入込みでした。
果たして受講者が集まってくれるのか気をもんだ14時からのミニ講座ですが、市民カレッジの「碑」を尋ねる講座で人気の高い村山耀一氏のお話とあって、47名もの受講者が集まって、大変盛況でした。
15分で筋の通った話をするのは、大変難しいですが、さすがに手慣れた村山さんは、石狩が他に自慢できる事を次々と挙げてテンポよく話を進められ、受講者も熱心に聴き入っていました。
石狩が自慢できることとして挙げられたのは、4,000年前の鮭漁の遺構、日本で初めて作られた鮭の缶詰、花畔・銭函間運河、あきあじと云う字が彫られた八幡神社の鳥居、全道の酪農の先駆けだった事を示す町村牧場跡碑、はまなすの庄内藩陣屋跡(国定指定史跡)、本州への木材輸送の中継基地であったことを示す手水鉢、全道に先駆けた除虫菊栽培などです。
また、現在の花川と云う地名は、花畔村と樽川村が合併して花川村となった事によると云う話など思わず身を乗り出してしまうほど興味深いものばかりでした。
さて公民館まつり出展の結果ですが、入校者こそいませんでしたが、二日間で17名の方に平成26年度更新手続きをして頂き、4月開催講座や平成26年度開催講座一覧、カレッジのしくみなど市民カレッジの知名度を上げるのに大いに役立ちました。