平成26年度最初のまちの先生企画講座1『実践パソコン!楽しいお知らせ文書を作ろう!』の第1回「♪特殊効果文字(ワードアート)を使いこなそう!」を、5月19日石狩市公民館で行いました。講師は、パソコン講師をされている松尾りつこさん、参加者は20名でした。
受講生の皆さんは、それぞれ自分のノートパソコンを持って教室に集まりました。講義の時間が限られているため、講師の松尾さんがあらかじめ黒板にパソコンの準備の仕方を書いており、受講生の皆さんは電源を入れ今回使うWordを立ち上げて講座の開始を待ちます。今回の講義で使用するWordのバージョンは、新しい機能を使用するため2007/2010/2013を対象としあらかじめ受講生の皆さんにはその旨を伝えてありました。
講義を始めるに当たって松尾さんから、幾つかの注意がありました。一つは、携帯電話の使用やパソコン使用中の飲物など受講中のマナーの問題。また、各自のパソコンの設定やソフトのインストールなどは、それに時間をとられることから行わないなどでした。
今回の講座は、Wordで楽しいお知らせ文書を作ることが目標です。講義の最初に、Word画面のツール、ボタンやコマンドの説明がありました。
この日の課題は、「ワードアート」の挿入です。ワードアートとは、翻訳すると特殊効果文字とのことで、文字を入力・装飾しますが分類的には図形とのことです。
ワードアートは、メニューバーにある挿入タブから選択します。ワードアートの文字入力部に「パソコン講座」と打ち込みます。次に「文字の塗りつぶし」や「文字の輪郭」の色を変更してみます。もう一つ自分の名前のワードアートも作ってみました。
松尾さんは各自のパソコンを見て回りアドバイスをします。質問のある方は、手を挙げると側に行って応えてくれます。少人数のため、一人一人の疑問に答えながら講座は進みます。少人数教室で受講生と講師がコミュニケーションをとりながら講座を進めていくという"まちの先生企画講座"ならではの講座風景です。
さらに講座は、文字を湾曲させたり台形にしたりする「形状の変更」、文字のフォントをいろいろ変化させる「フォントの変更」、文字の色に変化を与える「グラデーションの変更」などにも挑戦しました。
また、松尾さんはこれらの説明を「Word2007」と「Word 2010/2013」に分けて行ってくれました。講義テキストも2つのバージョンに分けて作られており、受講生は自分のパソコンのバージョンの違いに戸惑うことなく受講できました。
受講生の皆さんは、普段使っているWordやExcelによる単純な文書作りと違い、文字に変化を持たせた文書作りに感心していました。この後、第2回目の「地図を作ってみよう」、第3回目の「画像やイラストを入れて、楽しいお知らせ文書を完成」に期待を持って1回目の講座を終了しました。