1月27日(火)、平成26年度のまちの先生企画講座の講座3『ハーブでホッと一息♪』の第1回「ハーブで石鹸&セルフハンドマッサージ」を花川北コミュニティセンターで行いました。講師は、ハーブインストラクターの吉岡ひとみさんで、受講者は15名でした。
ハーブを扱う講義なので用具がいろいろ必要です。講師の吉岡さんはあらかじめ受講生の料理台に、市民カレッジのスタッフの協力を得ながら準備にあたりました。準備が整ったところで受講生の皆さんを迎えました。
この日の講座は、石鹸作りとハンドマッサージです。吉岡さんは、最初に石鹸作りに使用するハーブの説明から始めました。また、各席には、ハーブティが用意されており、受講生の皆さんはお茶の香りを楽しみました。
最初は石鹸作りです。吉岡さんの用意した4種のハーブ中かから好きな物を選び、手袋をはめ石鹸の素地をボールに入れ、ハーブティを少しづつ入れながらツブツブがなくなるようにこねます。この作業が石鹸の泡立ちに影響するとのことです。
更に、スイートアーモンド油やハチミツを入れてこねる。
最後は、こねた石鹸をボールから取り出し、好みの形に整えます。既製品ではない、自分のつくった石鹸です。この石鹸を袋に入れ持ち帰り、1週間ほどひっくり返しながら乾燥させます。水分が抜けて固くなると、無添加の自分の石鹸の出来上がりです。
石鹸作りが終わると道具を片付けて次は、アロマ トリートメント(マッサージ)です。アロママッサージは、使用するエッセンシャルオイルの効果に加えてマッサージをすることにより、心と体の両面に働きかけをする効果があるとのことです。
アロママッサージを行うことにより、
・血液循環を促進して、皮膚に栄養を与えて滑らかな肌をつくる。
・リンパの流れが良くなり、老廃物が排出されやすくなるので、むくみや疲労回復に役立つ。
・皮下脂肪の吸収を高め、余分な脂肪を減少させるのに役立つ。
・自律神経が安定して、リラクゼーションをもたらす。
等の効果があるとのことです。
本講座では、日常いろんな面で働いている手の疲れを癒すハンドマッサージです。手は第2の脳といわれるほどで、マッサージで刺激することで内臓などの自然治癒力を高める効果があるとのことです。
マッサージは、腕から始めました。オイルを手に取り、片方のヒジから手首へ塗布し、次に甲を上にして手首からヒジまでマッサージします。
講師の吉岡さんは各テーブルを回り、受講生の腕をとりながら説明をしてくれました。
腕の次は、手のひらのマッサージです。
手の甲の骨と骨の間を親指で円を描くように指の方へマッサージし、次にまっすぐ手首の方へ戻ります。指のマッサージも親指で指の上を爪の方向へ円を描きながら行います。指は、いろいろな方法のマッサージがあります。ここでも、吉岡さんが各テーブルの受講生一人一人の手を取りマッサージしてくれました。
受講生の皆さんからは、手がすべすべした、手がきれいになったと、感想が寄せられました。
最後に受講生から、「オイルは何でも良いのか」、「ベビーパウダーはどうか」など、質問が出されましたが、それらに吉岡さんは「肌用のオイルがよい」、「最初は自分の好きな物から入ると良い、出来れば無添加のが良い」など、と丁寧に説明されました。
終了時に吉岡さんから受講生の皆さんへ、ラベンダーオイルの小瓶がプレゼントされました。
楽しく終わった講座でした。