2月10日(火)、平成26年度まちの先生企画講座の講座3『ハーブでホッと一息♪』の第3回「ローズヒップマフィン&ハーブティー」を、花川北コミュニティセンターで行いました。講師は、ハーブインストラクターの吉岡ひとみさんで、参加者は13名でした。
今回も講師の吉岡さんは、受講者が来場する前に材料や器具をテーブルに準備されました。最初に使うマフィンの器具などをメインのテーブルに、次に使うティーカップを後ろのテーブルにセットされました。


始めに吉岡さんは「今回はいよいよ食べるものを作る講座です。最後にハーブティーも煎れ、楽しく終わりたいと思います」と話されました。

講座の最初はローズヒップマフィン作りです。ローズヒップマフィンとは石狩市の花『はまなすの実』とのことです。あらかじめマフィンを焼くガスオーブンを170度に温めておきます。バターも電子レンジで柔らかくして準備しておきます。
最初は、薄力粉とベーキングパウダーをふるいに入れてふるいます。

次に混ぜ込むために柔らかくしたバターを練り砂糖を加え粉が白っぽくなるまで混ぜます。これに溶いた卵を少しずつ加えて更に混ぜます。

これらの具材をふるいにかけておいた粉に入れ、粉と牛乳を交互に数回に分けて加え、練らないように混ぜます。

最後に、ローズヒップと砕いたアーモンドを入れ混ぜます。

これをいよいよ焼くための型に入れます。



型に入れたマフィンは、オーブンで焼くのですが、吉岡さんは「出来上がりを揃えるため、一斉に焼きます。時間は20分にセットして下さい」と指示。 受講生はオーブンをセットした後、マフィンの道具の片付けとブレンドハーブの準備を行いました。
次はブレンドハーブの煎れ方です。吉岡さんは「ハーブを飲んだことのある方は?」、ほとんどの方が手を挙げました。次に「自分でブレンドしたことのある方?」、ほとんどいませんでした。吉岡さんは、各テーブルに12種置かれたーブを前に、ハーブについて話されました。

ハーブには沢山の種類があり、それぞれ特徴と働きがあるとのことです。まずシングルティーとして味わってみて、自分に合ったハーブを見つけてみましょうとのことです。それを見つけるには、まず一つ一つのハーブをブレンドせずに味わうことから始めてみると良いとのこと、自分と相性の良いハーブが見つかるはずとのことでした。
ブレンドハーブは、いくつかのハーブを混ぜ合わせて一つのハーブにするもので、メリットとして、
・シングルとは違った美味しさを味わう事や楽しむ事がができる。
・飲みにくいハーブを飲みやすくしてくれる。
・いくつかのハーブを合わせる事により相乗効果が期待できる。
・身体に全体的な働きかけが期待できる。
・味にバリエーションを持たせる事で継続的に飲む事ができる。
味の好みは個人によって様々ですが、自分が最も美味しいと感じるブレンドを見つけていく事が大切とのことでした。
今回は、ブレンドハーブを楽しみますが、最初にテーブル上の12種のハーブの中から3種を選びます。

ヤカンのお湯を急須に入れ3分待ちます。固いハーブは5分とのことです。

マフィンが焼き上がってきました。



ハーブティーを煎れます。テーブル毎に選んだハーブによって色と香りが違います。

いよいよお茶とお菓子を楽しみます。

スタッフ用のマフィンは、吉岡さんが用意してくれてました。

自分達が煎れたハーブティーと手作りのマフィン、とても美味しかったとのことでした。


最後に講師の吉岡さんは、「ハーブは有機栽培の自然なものを選ぶと良いです。皆さんのマフィンはきれいに焼けていました。家でもハーブを活用して欲しいと思います。今回の講座が、そのきっかけになればよいと思っています」と締められ、3回にわたる講座を終えました。
