7月17日(金)、まちの先生企画講座2「つまみ細工のお花を作ろう」の第1回「お花の飾り皿を作ろう」を石狩市公民館で行いました。講師は本藤奈月さん、受講者は16名でした。
最初に本藤さんから「つまみ細工は江戸時代から伝わるアクセサリー造りの方法で、布をつまんで作っていくものです」と説明があり、続いて本藤さんは布の花を示し「今日は、このように四角い布から丸つまみの花を作ります」「皆さんの机の上に正方形の布があります」「裁断していきますが、三角形に折ると布の歪みのないことが判ります」。
「では、この布から2.5センチから3センチ四方の布を5枚作ります」と最初の作業の説明がありました。
5枚の小さな布は、1枚ずつピンセットを使って三角形に折っていきます。
この小さな布が一つの花びらになります。折りたたんだ布の端にボンドをつけて固定します。
五つ全部出来たところで、更に大きさや模様の異なる布を使い、15個から20個の花びらを作ります。緑の布を使い葉っぱも2個作ります。
花びらが揃ったところで、花の先にハサミを入れ形を整えます。切り方により、花びらに変化ができます。
これで全てのパーツが揃いました。皿の上に並べてみます。
置く場所が決まったなら、ボンドで固定していきます。
「お花の飾り皿」の出来上がりです。
最後に本藤さんは「今日の作業で足りなかったところは、家で足してみてください。そしてこの講座の作品は、市の文化祭に出品しましょう」と結ばれました。
今回の講座では、いつもなら作業を行いながら互いに会話が交わされるのですが、みなさん真剣そのもの、会場は静かな雰囲気で最後まで続きました。しかし、皆さんとても楽しかったようで、受講後の感想でもその楽しさが伝わってきました。その一部を紹介します。
「手芸が好きな私にはとっても楽しかったです。」
「昨年、文化祭で見て、あっ、やってみたいと思いました!とても嬉しく思います。」
「手が器用ではありませんでしたが、とても楽しかったです。」
「すごーーーく楽しかった。サークルが出来たら絶対来るよ。」
「小さくてかわいいーーー! 小さくてちょっとむずかしかった。」