6月20日(月)、まちの先生企画講座2「初めての楽ちん運動~ゆるゆるストレッチ~」の第2回「ダイエットに繋がるインナーマッスルを使う」を石狩市公民館で行いました。講師は、ジャズダンススタジオ"ブレスカンパニー"所属の小泉純代さん。受講者は19名でした。
最初に小泉さんから、本日の課題であるインナーマッスルについて説明がありました。インナーマッスルとは、身体の奥の方の内側にある筋肉で身体を動かすときの間接の動作の調整や姿勢の調節をしてくれるとの事です。腹筋の場合はお腹の両側に2本縦にあり、足の場合は内側にあるとの事です。今回は、このインナーマッスル、内側の筋肉を柔らかくする運動です。
最初の運動
今回も最初の運動は、2人が向かい合わせになり前屈し、身体が何処まで曲げる事ができるかの確認です。
横隔膜の運動
両手を息を吸いながらゆっくり上に挙げ、吐きながら下ろします。
何度か繰り返し行います。
今度は上に挙げた両手を横に下ろします。
脇腹、腰を伸ばす
上半身の最後の運動は、上半身を前に倒してブラブラ揺すります。横に倒して同じようにブラブラ揺すります。
足の運動
片足をゆっくり挙げて下げます。速めに10回やるより、ゆっくし3回の方が効果があるとの事です。続いてもう一方の足も行います。これは足の大腰筋を使う運動です。家でやるときは、壁などに捉まりながらやると良いとのことでした。
次は膝の曲げ伸ばしです。両足を肩幅に広げつま先を外側に向け、息を吐きながら膝を曲げ、戻しながら吸います。この運動は、足の内側の筋肉を使います。
次に床に座り足を伸ばし、背中は真っ直ぐに足と90°になるようにします。
最初に前回もやったように足首の運動です。足のつま先を自分の方向に伸ばし、次に前の方向にグッと伸ばします。足首を回す運動もやってみましょう。
背と腕の運動
今度は膝を立て、息を吐きながら上半身を後ろに倒す。吸いながら戻します。
腕の運動は、左手を伸ばし右手を関節に当て引き寄せる。逆もやってみましょう。
骨盤の運動
次に骨盤歩きです。両手を前に伸ばし、右手を前に出し骨盤も出す。左手を前に出しながら骨盤も前に出す。腕を後ろに引きながら骨盤も後ろに歩いてみましょう。
足指の運動
足指の運動は、まず親指を下げ、続いて他の4本指を下げる。次に親指を上げ、他の4本指も上げる。足の指を開き、閉じる運動もやってみます。
腹筋の運動
背中を息を吐きながら後ろに曲げ、吸いながら戻します。
足裏を合わせて 息を吐きながら背中を伸ばし、吸いながら戻す。次に足首を掴みながら前に倒します。
今度は片足を横に出して伸ばし両手を挙げます。そして、開いた足に片手を滑らせて足首の方へ伸ばします。もう反対側の足もやってみます。
床に寝て行う
今度は床に寝て行う運動です。
息を吸いながら両手を伸ばし起き上がります。次に吐きながら寝ます。ポイントは、息を一杯吸って思い切り吐く事です。そして、寝てお腹を凹ませる腹筋を使う練習です。
呼吸の基本ですので、ここで小泉さんは一人一人の姿勢のチェックに当たります。
横向き
今度は横向きになり息を吸いながら片足をゆっくり上げ、吐きながらゆっくり下げます。
次に上の足をあげたまま、下の足も上げます。反対側の足でも行います。この運動では、お腹の内側の筋力を使っているとのことです。
今度は両足を上げて下ろします。
仰向けの姿勢となり、両足の上げ下げ、右や左に倒す、自転車漕ぎ等をやってみます。お腹の下の方の筋肉を使います。
うつぶせの運動
うつぶせは、アゴの下で両手を組、その上に頭を載せ、片足の上げ下げをします。
反対側の足も上げ下げします。
次に息を吸いながら上半身を起こし、吐きながら下げます。
両手を肩につけ、息を吸いながら両手を一杯上げる。吐きながら下げる。
今回はインナーマッスル、身体の内側の筋肉を鍛える・柔らかくする運動を行いました。筋肉が固いと、そこに余分な肉がつくので、今回の運動のように普段から柔らかくする運動を家庭でも心がけてやってみましょうと、小泉さんは締めくくりました。
今日の運動の確認
本日の講座の最後に、講座の最初にやったように再度2人組で前屈し、今日の講座の成果を確認します。前回同様身体が柔らかくなっていることが確認出来ました。今日の講座の前の前屈より、10センチくらい手を下げることが出来た受講者もおりました。
皆さんの感想は、「やさしそうな運動ながらきつかった」。次回の運動に期待しながら2回目の講座を終了しました。