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主催講座10 「初秋の日高路を旅する」

2016/09/13

9月7日(水)、主催講座10「初秋の日高路を旅する」を行い、受講者は43名でした。なお、この講座については、バスの乗車可能人数の倍以上の申し込みがあり、止むを得ず抽選とさせていただきました。結果、受講することが出来なかったみなさまには深くおわび申し上げます。

またこの講座は、お願いしていた講師の都合が悪くなり、急遽スタッフが資料を作り車内説明を行いました。

前日は雨降りで天候が危ぶまれる中、この日はすっきり晴れ渡ってバス巡回にはうってつけのお天気となりました。

定時に公民館を出発、最初に車中から観察したのは、苫小牧の石油備蓄基地です。
 
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2度にわたるオイルショックのような不測の事態による石油需給量の変化に備えて、現在は全国で約8,070万kl(およそ197日分)の石油が備蓄されている。苫小牧には、北海道石油共同備蓄基地と苫小牧東部国家石油備蓄基地に合わせて990万klが備蓄されている。

苫小牧を過ぎてからは、現在運休しているJR日高本線(苫小牧~様似間)についてスタッフが説明しました。2015年1月の暴風雪により厚賀~大狩部間が崩壊被害を受け、その後苫小牧~鵡川間は減便運転、鵡川~様似間はバス代行し、現在まで復旧の見込みが立っていない。
 
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その後は、ウトナイ湖「ウッ・ナイ・ツゥ」(あばら骨の・川の・沼)、苫小牧「マコマイ」(山奥に入っていく川)、新冠町「ニカプ」(ニレの木の皮)などアイヌ語地名についてスタッフが説明しながら新冠へ向かいました。

予定通りの時間に新冠レ・コード館に到着。
 
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二班に分かれて、館内見学とレコード視聴を行いましたが、レコードの所蔵数60万枚を超えると云う館内の展示に圧倒されました。
 
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大スピーカーを備えた視聴室で聴いたレコードの音は迫力満点!デジタルではないアナログレコードの魅力に酔いしれました。
 
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蓄音機ギャラリーでは、幾種類かの蓄音機で、ロウ管のレコードや鉄針、竹針などの音色も聴き比べることができました。レコード針は、今も生産されているそうです。

レ・コード館と云う名前は、「レ」はリラックス、リメンバー、リフレッシュなどの「Re」からはじまる言葉、「コード」はラテン語で「心」を意味していて、リラックスの心、リメンバーの心、リフレッシュの心などをあらわしているそうです。

その後館内の研修室で昼食を取りました。
 
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昼食の後は、レ・コード館からバスで数分のレ・コードの湯でReラックス、Reフレッシュしました。
 
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お湯は透明ですべすべとして肌に大変優しいものでした。

温泉に入ってさっぱりした後は、スタッフが、日高地区は雪は少なく温暖だが、火山灰が厚く積もったやせ地で濃霧が多いなどもともと農作物生産よりも牧畜に向いた地であることなど馬産地や競馬のことを説明しながら門別へ向かいました。

門別の道営競馬場では、職員さんから説明を受けたあと、丁度行われていた競馬を観戦。試しに馬券も買ってみましたが、まごつきながらも係りの人に教えてもらってようやく買った馬券が見事当たった人、外れた人、どの方もみんなニコニコ顔で、なかなか得難い経験でした!
 
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こうして、本日の行程をすべて終え帰路につき、予定より少し早めに公民館に到着しました。

参加されたみなさま、300㎞の長丁場、お疲れさまでした。

最後に受講者から寄せられたコメントをいくつかご紹介します。

「素晴らしい大満足の一日でした。最高の旅に感謝、お世話になりました。さわやかな日高ドライブ、レ・コード館もレ・コードの湯も競馬場もみんな充分楽しめました。抽選に当たったことも、お天気に恵まれたこともすべてラッキー!!カレッジのみなさんとのお友達の輪が広がり豊かな気持ちになっています」
「50年以上探していた音源をレ・コード館で大型スピーカーで聞くことが出来、嬉しかった。門別競馬場で初めて馬券の買い方を勉強したのも良かった。入浴のあるカレッジのツアーは皆裸の付き合いになれる」
「レ・コード館は臨場感の溢れる音楽を聞いて大変良かった。又、レ・コードの湯に入り心も身体もレフレッシュされ大変満足です。門別競馬場では初めて馬券を体験し馬を見る目が必要と感じました。座学だけでなく現地を体験するカレッジも大変勉強になると思います」
「初めての日高路でした。牧場の風景も珍しく生々しい台風の爪痕も垣間見たり、レ・コード館のロー管のレコード、竹針の音質等々珍しく、競馬場も初体験。本当に楽しい体験、社会見学をありがとう。車内のミニ講座もタメになりました」
「レ・コード館、とても懐かしい思いをしました。何故かタイムスリップした気持ち、若かりし日の頃を思いだしました。たまにはこんな事も良いのではないでしょうか。昼の温泉も又〝アジ″なものでした。競馬場も初めて見ました。とても貴重な体験でした。いしかりカレッジ大好きです」



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