11月18日(金)、まちの先生企画講座4「あったかい絵手紙をかこう」の第2回「いきいきいのちをかいて元気を届ける」を石狩市公民館で行いました。講師は、一般社団法人 日本絵手紙協会 公認講師の仁藤順子さん、受講者は21名でした。
会場は前回と同じように仁藤さんとそのお仲間の作品がずらり!
受講者はまず仁藤さんが作って下さった雅印を受け取ります。
今回は、それぞれが持参した葉っぱを描くことになっています。
「それでは、葉っぱを描く前に、基本である線を引くことから始めましょう!」
前回習ったやり方で筆を立てて線を引いていきますが、みなさん結構真剣な顔つき。
「ゆっくり書いて下さい。1分で10㎝ですよ!」
「線を書いたら自分の名前を書きましょう」「字もゆっくり書いて下さいネ」
「それでは、葉っぱを描きましょう。私の作品も参考にして下さい」
それぞれ持参の葉っぱを手に取ってよく観察してから描き始めました。
仁藤さんは、受講者一人ひとりの所を回ってアドバイスされます。
「最初に葉脈の芯から描くと書きやすいですよ」
「葉脈は全部描いてしまうとうるさくなります。適当に省略しましょう」
りんかくを描いたら色塗りです。
「色を塗る時は、余白を残すように」
「色を重ねる時は、乾かないうちに」これは、乾いてから色を重ねると思っている人が多いようでした。
「色が塗れたら今度は字を書きましょう」
「手紙ですから読めない字では困りますよ」
「横書きの字は右から左へ書きます」
字を書いたら雅印を押しますが、その位置はなかなか難しく、仁藤さんに教えてもらいました。
雅印につける朱肉も大事、印鑑の朱肉では駄目だそうです。
こうして葉っぱを描いた絵手紙の出来上がりですが、みなさん意欲満々、一枚では飽き足らず次の作品に取りかかります。
みなさんが2枚か3枚描き終えたのが終了の20分前。
仁藤さんがそれぞれの作品を手に取って、講評しながら披露されます。
どの作品もなかなかの力作揃いです。
こうして2回目の講座は無事終了。
次回はジャガイモとティースプーンを持参して、年賀状作りです。