1月23日(月)、まちの先生企画講座5「子育てママの骨盤体操とストレッチ」の第1回「呼吸法と姿勢」を石狩市公民館で行いました。講師は、ジャズダンススタジオ"ブレスカンパニー"に所属する小泉純代さん、受講者は17人でした。
子育てママの講座とあって、7人の参加者が乳幼児連れで、途中数人のママさんが授乳タイムを取るなど、従来のまちの先生講座とは一味違う雰囲気でした。
「私はジャズダンスをやっていますが、子供を産んだ後はかなり筋肉が落ちました。それで、子育てにはストレッチが必要だと気が付いてお母さんたちに教えるようになりました」と小泉さん。
「ストレッチはなぜ必要なのでしょう?」「ストレッチをすると血行が良くなり、新陳代謝が良くなります。やせるにも効果的ですよ。筋肉を動かしてから有酸素運動をすると良いのです」
「年齢に負けない体づくりを目指しましょう!みなさんはまだお若いですが、いろんなところから固まってきます。特に、老化は足からと言います。足首、足裏が堅くなって足の裏の筋肉も弱ってきます。今日はそんなことにも気を付けてやっていきましょう!」
ストレッチをやる前に膝を曲げないで前屈をやりました。これは、最後にもう一度行って90分体を動かしてどのくらい柔らかくなったか判定するためです。
最初は呼吸法と姿勢。
まず姿勢。普通に立った後、おへそを上向き、胸は下向き、お腹は後ろに引き、肩も引く。
次は呼吸法。呼吸法は腹式など色々あるそうですが、今回はお腹をへこます呼吸法を行いました。
手を上に上げて息を吸い、吐く。息を吸う時は吸いきるまで吸い込んで、吐くときも深く最後まで吐くこと。
次は長座。足を前に伸ばして長座します。横から見て90度になるように。
長座で呼吸を意識しながらストレッチ。
次に足の形を変えて・・
足裏を合わせて・・
両足を開いて・・
50分ほどストレッチした後、一旦10分ほど休憩。
「大分体も暖まったことと思います。最後はじわっと汗をかいて帰って頂きたいと思います」と云う小泉さんの言葉で再開。
再び長座してのストレッチを行いました。
先ず、足を反対の足に乗せて・・
足を揃えて・・
足を高く上げて・・
長座の後は、床に背をつけて仰向けでの呼吸法。
手足をずっと引っ張りお腹をのばして息を吸う。この時浮いた腰を吐く時は自力で床につける。
このストレッチの時は、小泉さんが一人ひとりの腰の位置を確かめてくれました。
「みなさん、それでは立ってください。今床でやったことが最初にお話した姿勢と呼吸法につながるのです」と小泉さん。
「歩く時の姿勢にもつながります。歩く時は骨盤を先に前に出すように歩くと足に負担がかかりません」
最後は足の裏が大事なので、足の指を使って歩く運動をやりました。あせるとどうしても足が浮き気味になりますが、足が浮いたら歩けません。
こうして本日のストレッチが終わった後前屈して、ストレッチをやる前と比べてみました。90分の効果は出たでしょうか?
「それでは、今日はこれで終わりですが、資料としてお渡しした"家で出来る簡単5分ストレッチ"をぜひやってみてください」
「来週は、筋力の左右差をやります。日常の生活の中で左右の器官の片方だけ使っている事が多いのです。そしてそれが体に現れてきます」と来週の予告があって本日の講座は終了しました。
頑張ったママさん、お疲れさまでした。