6月24日(土)まちの先生企画講座1「スマホで楽しむ趣味のアート写真術」の第3回「撮った写真をプリントして楽しもう」を石狩市公民館で行いました。講師は、アマチュア写真家・白畠徹さん、受講者は16名でした。
今回は前回それぞれが撮ったマクロ写真を1枚選んで、講師の白畠さんに送り、それを白畠さんが写真用プリント紙にプリントしてくれることになっています。
しかし、参加者の中には撮った写真をメール添付して送ることができない方も多く、全員の写真のプリントに時間がかかることが心配されました。
さて何名の人が写真を送ることが出来たかと云うと、心配した通り4名しかいませんでした。その他の方は、一人ひとり講師が指導しながら講師へのメール送信をし、それを今度はプリントすると云う形で、講師もてんてこ舞い。
すでにプリントされた写真と、早目に会場に来られた方のプリント写真を見ながら、全員のプリントが済むのを待ちました。
プリント作業の間、待つている方はお気の毒でしたが、なんとか30分ほどで全員のプリントが終了。プリントされた写真を並べて鑑賞しました。
全体にややピントが甘いようですが、これは初めてとあって止むを得ません。それでも、みなさんなかなか良い写真を撮っていました。
みんなの写真を鑑賞したあと、白畠さんから好評してもらいました。
「みなさん、今回マクロ写真に挑戦して頂いて、如何だったでしょうか？」
「マクロ写真はピントを合わせることが大事ですが、ちょっとした手ぶれでピントはブレてしまいます。ですから、前回も言いましたが、一つの対象を何枚も撮って下さい。そしてその中からピントの合った物を選べば良いのです」
「虫など動く物は、その行動を観察して、通る道で待ち受けると云う手もあります。餌を獲るのに集中していて警戒心が薄い時を狙うのも良いですね」
そんな話をしている時に、一人の受講生が自分が撮ったアリの写真を見せてくれました。なかなかうまく撮れています。
白畠さんも自分が撮った昆虫の写真を見せてくれました。
また、スロー機能で撮った動画写真も見せてくれましたが、この機能は機種によってはついていない場合もあるようです。
「あと何か、ご質問はありませんか？」
＂写真をプリンターでプリントするには、どうしたら良いでしょうか？＂
「プリンターを買うと、スマートフォンに入れるアプリがついてきますので、そのアプリを入れてあげるとプリンターに繋ぐことが出来ます。有線か無線かもその過程で選べます」
「写真を送る場合ですが、アドレス帳から選ぶ場合は良いのですが、直接アドレスを入力して送る時は自分の名前を入れて下さい。そうしないと誰からきたものか受け取る側で分かりません。また、最近は大きな容量も受け取れるようになっていますので、あまり送る容量は気にしなくて良いようです」
「その他に質問はありませんか？無いようなら、これで講座を終わらせて頂きますが、みなさんこれからもマクロ写真を楽しんで頂ければと思います。ありがとうございました」
こうして、3回のスマホでクロ写真を撮る講座は終了しました。
受講者からは多くのコメントが寄せられ、その一部をご紹介しますが、みなさんマクロの世界に新鮮な感覚を覚えられたようです。
「3回の講座で大変楽しい勉強が出来ました。これからは、色々マクロ写真に挑戦していきたいと思います」
「ちょっと待ち時間が多かったのでは？」
「最後の1回のみの参加でしたが、少しカメラに対する興味が湧きました。今度少しずつ家の周りの植物などに挑戦したいと思います」
「お陰で観察力が強化されたと思います。何気なく見過ごしていた物も注意深く見るようになりました。さあ、100円のマクロレンズを持って出かけよう」
「普段、風景、人物を撮影している中で静物をじっくり写すことがなかったので、新鮮な気持ちになり、今後は一つの物体を観察し多面的に見ることを楽しみにしたいと思います。貴重な体験をありがとうございました」
「スマホの写真でもマクロレンズを使い込めば、不思議な世界を表現できることが分かり、又新しい世界が一つ広がった感じです。このように身近にあるもので美しい写真やその他の表現物を得られる講座は、有難いと思います」
そして白畠さんは、実際に撮影のやり方をやって見せてくれましたが、確かに同じ物を何枚も撮っていました。
