7月4日(火)主催講座6 「道庁赤れんが庁舎『北海道の歴史画』で学ぶ~北海道開拓の足跡~」を道庁赤れんが前集合、解散で行ないました。参加者は38名でした。
10:00まで赤れんが前で受付を行い
3班にグループ分けを行い
各班に札幌商工会議所の観光ボランティアガイドさんが付き、説明を受けました。
蝦夷地の探検、北海道の命名で知られる「阿寒湖畔の松浦武四郎」岩橋英遠 画
西洋文明の窓口、れんが使用の洋風建築「函館街頭風景」片岡球子 画
開拓使の開拓方針「開拓計画を練る」久保守 画
北海道開拓と北方警備への協力「伊達に入った人びと」小川原脩 画
開拓使の官営工場「ビール醸造所の開業」今田敬一 画
アメリカの寒冷地農業の導入「畜産の導入」中村善策 画
お雇い外国人の技術による開発「札樽間道路の開さく」一木万寿三 画
寒冷地に米作を「北にのびる稲作」尾山幟 画
札幌農学校の基礎を築いた人・クラーク「島松での別離」田中忠雄 画
明治中期の鰊漁「鰊漁の盛業」国松登 画
開拓使十年計画の成果を「明治天皇の行幸」森田沙伊 画
明治13年(1880)十勝で蝗(トノサマバッタ)大発生「蝗とのたたかい」小谷博貞 画
明治23年(1890)頃からの植民地区画測設事業「入植地の測設」亀山良雄 画
むずかしかった体系的な教育「開拓地の教育」小寺健吉 画
十勝地方の開拓に努力した依田勉三「晩成社の開拓」橋本三郎 画
木材生産と冬山造材(天塩川流域)「冬山造材」田辺三重松 画
他にもまだ有るとのことですが会議など使用中で全部はかないませんでした。
その後11時過ぎより自由鑑賞とし記念室に飾られている歴代長官、知事を見たり
北海道博物館 赤れんがサテライトでも自然、歴史、文化を学び
有意義な時間を過ごせました。
国の史跡であり重要文化財である
北海道の宝とも言える道庁赤れんが庁舎にこんなに歴史的な絵画が有るとは知りませんでした。
受講者からも「開拓期の北海道を表す絵画、各々にその時代の意味、背景が伺われる。決して平坦でなかった開拓、今日の北海道をみるに、遠い昔がしのばれる。赤れんがという場所にこの絵画は見事である」「赤れんがの見学は初めてです。中に入ったことはなく、この機会で知ったことでゆっくりとまた来たいと思います」「ボランティアの方の説明がすばらしく北海道の歴史理解がよりふかまりました」という意見が寄せられました。