11月29日(木)、まちの先生企画講座3「お雛様と吊るし飾り」の第3回「ミニ吊るし飾り」を石狩市公民館で行いました。講師は、畠二三子さん、受講者は27名でした。
3回目に作るのは、ミニ吊るし飾り。これが見本です。
早速作りはじめました。
最初は梅の花作り。4.5㎝の円い布の円周をぐし縫いし綿を入れてしぼります。円の中心から5等分に糸をかけて完成。
次は、くちゃ花作り。やり方は梅の花と同じですが、綿は入れません。
それから、3.5㎝の布地の円周をぐし縫いして綿を入れます。同じものをもう1個作って二つを縫い合わせたものに金色のリリアンをかけて出来上がり。ふたつの大きさが違う時は、縫い方で調整します。
宿題で作ってきた物と合わせて吊るし飾りの準備が出来ました。
この講座も3回目とあって、みなさん慣れてきて、手を動かしながら冗談も飛び出し和気あいあい。
畠さんが、先生~、とあちこちから呼ばれるのは前回と変わりませんが、今回は隣同士、グループ同士で教え合うようになっていました。
まっすぐなのが特徴の目薬の木の枝に吊り下げますが、吊り下げる前に、飾り物を並べて色合いなど確かめます。
枝にぶら下げ用のひもを結んで、飾り物に糸を刺していきます。2個の帯は後でつけます。3本の吊るし糸の長さは、真ん中が19㎝、左右が17㎝です。
帯をひし形に糊付けして、最後にくちゃ花を付ければ完成。
みなさんの可愛いミニ吊るし飾りが出来上がりました。
来年もこの講座をやらないんですか?と云う声も上がるほどみなさん楽しんで作られたようです。
この講座は、制作に時間がかかりそうなので、2時間の設定で行ったのですが、飾り物のいくつかを畠さんが作ってくれていたので、3回とも時間内に出来上がりました。
出来上がったミニ吊るし飾りを手にし、みなさん名残り惜し気に帰っていかれました。
最後にみなさんのコメントをいくつかご紹介します。
「3回の講習会、分かりやすく楽しく作業をする事が出来ました。早速、娘、孫に作ってあげようと思います。ありがとうございました」
「今日も楽しく出来ました。色々先生には手伝って頂きありがとうございました。先生、スタッフの方、ご苦労さまでした」
「時間内に出来上がるか不安でしたが、何とか出来て良かったです。もう少し大きな物にも挑戦してみたいです」
「年齢にふさわしく?手が思うように動かず先生に申し訳なく思います。申し訳ないとは思いますが、又次のこともお願い申し上げます」
「(アンケートは)大変良かったにチェックしたいところですが、何せ不器用なので、すべて難しかったです(良かったにチェック)。手芸に興味を持ち、ボケ防止に何かつくりたいと思います」
「可愛らしい吊るし飾りが完成しました。楽しく小物作りが出来、皆さんとも和やかに・・。先生、お手を煩わせてすみません。ありがとうございました」
「3日間、脳の活性化になり、楽しくさせて頂き有意義な時間でした。出来ましたら続きを来年もやってみたいと思います」