9月17日(土)、まちの先生企画講座2｢石狩の海で拾える宝石～メノウを知ろう｣の第2回「メノウの採集」を行いました。受講者は22名でした。
〇厚田の海へバスで出発
今回のメノウ採集場所は厚田漁港北側の海岸。午前9時、市民図書館前を出発。車中でスタッフが、現地の様子を写真で示して注意を喚起。
講師の三戸さんからは｢危険のないよう楽しんでください」
更に、次回(3回目）の講座について次のように話されました。
・今日採集したメノウの中から1個選んで持ってきてください。
・出来るだけ表面が平らなものを選んでください。
・ヤスリを使って、手で磨くので1日では完成できませんので、持ち帰って自宅で続けていただきます。
9時30分過ぎ、厚田海浜プールの駐車場に到着。心配された空も明るく穏やかな天気となり期待が膨らみます。
〇細心の注意で海辺へ
駐車場から海へは、防波堤を乗り越え、大きなテトラポットや流木を越えなければなりません。皆さんで助け合って全員無事海辺に出ることができました。風もなく波も小さく湖のように穏やかで散策には最良の日和となりました。
〇宝探しの始まり
（大小の石と流木の浜）
（この中からメノウを見つける）
（早くも見つけました！）
（立派なメノウがありましたね～）
（これもメノウでしょうか？）
（変わった模様の石もありました！）
（大きいのを見つけました）
（たくさん拾いましたね～）
〇こんなものもありました
（小ガニの死骸）
（丸い穴はどうしてできた？）
（強力な助棒を使って）
約1時間のメノウ採集活動。時間を忘れて熱心に探す姿にある種の感動を覚えました。
〇厚田港朝市で休憩し帰路へ
ビーチコーミングの後の小休止は、朝市に立ち寄って30分程過ごしました。終了時間も近く品薄でしたが、思い思いに新鮮な食材を購入するなど市場の雰囲気を楽しむことができたようです。
12時過ぎ、無事図書館に到着し講座を終了。受講者のみなさんは、3回目の｢研磨実習｣を楽しみにそれぞれ帰路につきました。
今日の講座で、石狩の海にある多くの漂着物の中に貴重な宝物があることを、体験を通して知ることが出来たことと思います。
〇受講者の感想
「テトラを降りるのは無理かと思ったが、スタッフの皆さんが手を貸してくださり、何とか参加できて満足です。いくつかメノウも見つけ、思い出に残ります。年齢的にこの様な活動に参加するのはもう無理かと思いますが、本日は良かった。ありがとうございました」
「厚田前浜、メノウたくさんありますね、びっくり！穴あけたり、磨いたりしたら楽しいでしょうね。ずっと前(20年？）から、気晴らしに拾いに行ってて、仲間出来ないかしらと話しても、へえーと変人扱い。インターネットで検索しても楽しそう⏌
「メノウは不慣れで拾うのが困難でした。天候にも恵まれ厚田漁港の朝市で買い物もでき、楽しい講座でした」
「童心に返って楽しみました。子供(孫)と来ても良いですね。このメノウがどこから流れてくるのかなど、石狩の地質についての説明もあるとより深まったかも知れません。1回目参加していなかったのでお許しください。ありがとうございました」
「大変良かった。楽しいメノウ拾いでした。この企画に感謝！皆さんと一緒に来ることができ、メノウをいただいたり、教えていただいたり、充実した時間でした。おもいがけず朝市にも寄ることができさらに満足。3回目の講座も楽しみにしています」
「意外な穴場を知れてよかったです。石狩の魅力を知って体験できる機会があってうれしかったです」
