10月21日(金)、まちの先生企画講座3 「タイルクラフト講習会」の第1 回「鍋敷き又はコースター作り」を石狩市民図書館で行いました。講師は池田育子さん。受講者は22名でした。
講師の池田さんも受講生の皆さんも意欲満々で、開始前から説明や質問で盛り上がっていました。それでは講座の様子を紹介しましょう。
〇鍋敷きを作る
先ず手順1について池田さんが説明し、次に各自構図をイメージしながらタイルを選び、作業に入る。
◇手順1
①板(15cm四方)1枚と自分でチョイスするタイルを選ぶ。
(タイルの数等は講師が指示)
・どんな形にするのかをイメージしてタイルを選ぶ。
・タイルにはたくさんの種類がり、大きさ、厚さが異なる。
正方形・ハート型・三角形・星形・六角形・ガラスタイル等
②板にタイルを並べて構図、イメージを図り、自分の好みに合わせる。
・構図が決ったらタイルをいったん卓上に移して、次の作業に移る。
③板の前面に接着剤を厚くなく、薄くなく全域に塗る。
・牛乳パックのハラで均一に全体にのばす。
・手についた接着剤は完全に乾いた後、擦ったらとれる。
④接着剤を塗った板にタイルを配置(自分のイメージ)し、付ける。この際、板の側面にタイルが揃うように貼る。
・まず四つ角を決めて、端からタイルを置き、間を埋めていく。
・中心は最後に入れる(板からはみ出るときれいにならない)。
・貼り終わったら、接着剤が乾くようにする。
・少しそのままにして置く。(様子を見て講師が指示)
◇手順1が終わった段階の作品
タイルとタイルのすき間は、次の手順で埋めていく。
◇手順2
⑤牛乳パックに入った目地剤(白い粉末)に水を入れて割りバシでまぜ合わせる。
・ホットケーキミックスやマヨネーズ位の固さになるように、水を入れながら割りバシで回しながらまぜる。
⑥まぜた目地剤を、接着剤を付けたタイルの上(右上又は左上)にあけ、ヘラなど(牛乳パックなどのハラ)で斜めに塗る。
この際、目地剤がタイルとタイルの間に隙間なく塗る。
⑦目地剤が少し乾いてきたら、はけでタイルの上から目地剤を取り除き、指でタイルのふちの目地剤をとる。
⑧その後、タイルとタイルの目地剤を指で平らにする。タイルと板のところを見て、すき間がある場合は目地剤を塗る。
⑨30分位かけて目地剤を乾かす。
⑩目地剤が完全に乾いたら、水に濡れたタオルなどでタイルについている目地剤を拭きとる。
◇完成です
すき間はしっかり目地剤で埋まり、フチもきれいに整っている。
上々の出来栄えに満足。ハイ、ポーズ!
受講者の満足そうな笑顔が物語るように、和やかな雰囲気の中で楽しく充実した講座になったようです。次回は「壁飾り」に挑戦です。
〇受講者の感想
「初めてのタイルクラフト体験、とても楽しかったです。久々に工芸に触れて脳と手先が活性化されました。次回の花材のアレンジも期待しています」
「実用的で楽しい講座でした。この様な企画をお願いします。おススメ講座『ひつじとチーズについて』byひつじ牧場さん」
「初めての工作楽しかったです。家でのタイルはり、タイルがあるので何か作ってみたいです」
「初めて作りました。良くできたと思います。ステキにできて楽しい時間でした。また楽しみにしています」
「美的センスのない作品になったけれど、それなりに楽しみました。ありがとう。ただ先生の説明の時に平面なので見えずらかった。ファイルで押さえる等して見えやすいようにしてほしかったです」
「普段できない事ができ、とても良かった」
「花川が故郷なので、とても楽しい講習を受けることが出来ました。ありがとうございました。次回もお世話になれたら何よりと存じます。よろしくお願い致します」
「面白い講座でした。次回参加できないのが残念です。ちょっと人数が多かったせいか、準備等大変だったと思います」
「しばらくぶりでこの様な講座に参加できよかったと思います」
「説明も適切で楽しく作る事が出来ました。ありがとうございました」
「久しぶりの工作気分で楽しく過ごしました」
「材料の置く場所の間隔をおいて分かりやすく。説明はサンプルをもっと見やすく。思いがけなくステキなナベしき、とてもよかった。ありがとうございました」
「大変楽しかった。来年も実施して頂きたい」