11月15日(火)、まちの先生企画講座4「初心者向け健康吹矢」の第2回「基本の動作」を石狩市花川北コミュニティセンターで開催しました。講師は、(一社)日本スポーツウエルネス吹矢協会公認指導員の南波修平さん、受講者はスタッフを含めて13名でした。
参加者9名のうち1名だけ今回初めて参加された方がいました。
2回目の8名は、3名、3名、2名の3班に分かれて基本動作の練習を行いました。
まず南波さんの一連の動作をじっくり観察。
その後、指導を受けながら3組が交代で試技を行いました。
①気を付けの姿勢で待った後、礼をする。
かかとを揃えて立つ。30度くらい倒す。頭だけ下げてはいけない。
②的に向かって斜め45度くらいの角度で構え、矢を筒に入れる。矢を入れたら一度筒を下す。
③息を吸いながら3秒で筒を上げる。
④息を吐きながら9秒で筒を下す。
⑤息を吸いながら的を狙って、筒を咥えて、1,2,3のタイミングで一気に吹く。
⑥顔はそのままで前ならい(残心《残身》)をし、顔を戻して6秒かけて息を吐きながら筒をおろす。
次の矢を入れる。これを5本行う。
3つの組は、それぞれ南波さんの直接指導を受けた後は交代で練習しました。
2組
3組的を見る時は、片目ではなく両目で。吹く時はローソクの火を消す時のように、フッと。南波さんはその間に、初めての参加者にマンツウーマンで指導。
その後も南波さんは3つの組と初参加者の指導とで大忙し。
しかし、前回同様一人ひとりの動作を見て欠点を直しながらの丁寧な指導ぶりでした。
受講者もそれに応えて、順番を待つ間も基本動作をやってみるなど熱心に取り組んでいました。
何回かやっているうちに、受講者の姿勢がだんだんきれいになってきました。
こうして頑張っているうちに終了時間になりました。
南波さんは、「お疲れさまでした。今日の状況を見ますと、皆さんもう少し練習が必要なように思います。次回は、今日の基本動作もやりながら併せて呼吸法の練習をやっていこうと思います。最終的には、2級レベルを目指していきたいと思います。2級は、3ラウンド75点です。頑張りましょう!」と言って本日の講座を締められました。
最後に受講者の声をご紹介します。
「今日は作法を中心にやった。やはり精神統一が必要なのか。でも今日は、この前よりも少しよかった(上達しているのか?)」
「基本動作の重要性、呼吸法による集中力と吹くタイミングにより的の中心に当たる満足感を得られる。奥が深く面白い。指導法も個々人へのアドバイスがあり好感」
「動作を頭に入れたつもりでもこんがらがりそうでした。気を引きしめてできるので気持ちがいいです」
「大変楽しかった。すべてが初、はじめての事ばかり。驚くほど上手にできたり、まるで駄目だったり。かんたんの出来そうで、呼吸ひとつですべてが変わる。次回が楽しみです。マスクと年齢のせいか、先生の言葉が聞きとりにくい」
「呼吸のリズムが大事なのが解りました。的に当たるととても気持ちが良かったです」