11月21(火)、まちの先生企画講座3「自分だけのハンドメイド雑貨」の第2回「手縫いで作る三角鍋つかみ」を石狩市民図書館で開催しました。講師は桒重真弓さん、受講者は19名でした。
(司会者)今日は、自分だけの鍋つかみ2個を作ります。時間内に出来ない場合は持ち帰って完成させてください。
(桒重さん)まず、これが見本です。材料の表布と裏布の生地があります。どちらを表裏にしてもかまいません、自由です。2個分4枚、好みの色柄の生地をケンカしないように選んでください。スタート!」
以下、講座の流れを紹介します。
◇材料:表布 裏布 キルト綿 テープ(リボン)
◇作り方
・仲良く生地選び
①表布を折って、真中に線をつけておいて、開いて生地の表の中心の端にリボン半分に折ってつける。マッチ針で押さえ仮縫いをする。5㎜位のところに縫いつける。
➁キルト綿を付ける。キルトを表布につけて半分に折る。
リボンが真っ直ぐについていればOKです。
・次にキルトを縫う位置にマッチ針を付ける。1cmのところを縫っていく。
返し縫で細かいほどきれいに出来る。
手縫いが佳境に入ると作業に没頭し、静寂に包まれる一瞬も生まれる。
・表地が縫い上がった。
・次に裏布を、中心に5㎝の返し口を残して縫う。
③ 表布を表に返し、裏布を中表に重ねる。
④ 下部を縫う
・裏布の返し口から表布を引出し、返し口を閉じる。
➄返し口を縫う。
・完成です。
家に帰ってアイロンをかけると安定して使いやすくなる。
◇時間内に全員が完成させ、満足感に満ちた表情。
桒重さんの適切なアドバイスと受講者同士の教え合いや学び合いもあり、非常に楽しい雰囲気の中で自分だけの作品が出来上がりました。今回の講座も、まちの先生企画講座ならではの良さが活かされた講座であったと思います。
桒重さま、受講者の皆さま、お疲れさまでした。
これからも楽しい講座を企画しますので期待ください。
最後に、受講された皆さんのコメントを要約すると、
「久し振りに針を持ちました。作品が出来ると本当に嬉しい気持ちになりました。先生とスタッフ・助手の方々のおかげです!また参加したいです」と云うコメントに集約されるようです。
「久し振りに針を持った」「あっという間だった」「とても楽しかった」「講師の先生やスタッフに助けられた」「声をかけてくれて感謝」など、参加した喜びと感謝の言葉が多くありました。
また、作品については、「可愛い物に仕上がった」「手作りはいやされる」「日々、忙しい中で、手を動かすときを与えていただいた」「布や針、糸に触れ心が満たされた」「プレゼントにもできそう」「お台所に立つのが楽しみ」と手作りの内容についても好評でした。
そして、「また機会があったら参加したい」と、期待の声もいただきました。
ありがとうございました。